BIOGRAPHY

SHINNOSUKE INUGAI

犬飼新之介(いぬがい・しんのすけ)

静岡県浜松市に生まれる。4歳よりヤマハ音楽教室に入室、6歳よりピアノを始める。ジュニア・オリジナル・コンサート海外演奏旅行等に参加、数多くの自作曲を演奏する。桐朋学園大学に入学、浜松国際ピアノアカデミーを受講。在学中に、第1回東京音楽コンクールピアノ部門第1位を受賞。これをきっかけに、本格的な演奏活動を開始する。同大学を首席で卒業、桃華楽堂にて御前演奏を行う。桐朋学園大学研究科を修了後、渡独。フランクフルト音楽・舞台芸術大学にてCatherine Vickers女史に師事。2013年ドイツ演奏家国家資格取得コースを修了。フランクフルトでの活動としてはアルテオーパーで行われるゲオルク・ショルティ国際指揮者コンクールにて公式伴奏員を勤めた他、同アルテオーパーでの演奏、ゲーテハウスでのデュオコンサート 、日本文化言語センター、 Sparkasse Frankfurt 銀行、ゲーテ大学“Kirche am Campus”、Steinwayhaus Frankfurt、C. Bechstein Centrenでのコンサートを行った。最近では日本映画祭(Nippon Connection)やFrankfurt Festeburggemeindeでのコンサートを定期的に行っている。これまでに第53回全日本学生音楽コンクール高校生部門東京大会第2位、第1回東京音楽コンクールピアノ部門第1位、ハエン賞国際ピアノコンクール(スペイン)第2位及びスペイン音楽賞、ベートーヴェン国際コンクール(ドイツ) 第3位及び聴衆賞など受賞。現在、ドイツを拠点にヨーロッパを中心とした演奏活動、日本での定期的なリサイタルを行っておりソリストとして活躍する一方、室内楽奏者としても多くの音楽家と共演。アフリカや中東へのクラシック音楽普及にも貢献している。フランクフルト音楽演劇芸術大学にて後進の指導にあたったほか、マスタークラス等での指導にも携わっている。ボン・ベートーヴェン音楽祭、おぢか国際音楽祭(長崎)、Asago国際音楽祭(兵庫)、International Music Weeks Salzburg などの音楽祭に招聘されている。国内主要オーケストラとの共演のほか、ドイツ・スペイン・イタリア・フィンランド・ヨルダン等のオーケストラと共演している。ドイツ・ライプツィヒのレーベルGenuin classicsよりCD”Inspiration”をリリース。2021年、第2弾となるShinnosuke Inugai Omnibus Album "ZERO"犬飼新之介ピアノ小品曲集をリリース。